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大野 誠（おおの まこと、1834年5月10日（天保5年4月2日） - 1884年（明治17年）10月27日〔『明治過去帳』新訂初版、195頁。〕）は、幕末の新発田藩士・儒者・剣客（心形刀流）、明治期の官僚。長野県令。通称・儉二郎、字・仲亨、雅号・快堂〔。 ==経歴== 越後国蒲原郡諏訪山新田（現新潟県北蒲原郡聖籠町）で、儒者・大野耻堂（敬吉）の長男として生まれる〔〔『幕末維新大人名事典』上巻、277頁。〕。18歳で江戸に遊学し昌平黌に入門。また、藤森弘庵に詩文を、伊庭軍兵衛に剣術を学んだ〔〔。その後、帰郷し父の私塾・絆己楼（はんきろう）で教え〔『日本人名大辞典』375頁。〕、再度、江戸に出て春風館を開いて文武を教授〔『長野県歴史人物大事典』131頁。〕。 王政復古後、明治5年（1872年）、工部省六等出仕となる。以後、工部少丞、工部権大丞、鉄道局次長、太政官権大書記官・法制局在勤などを歴任。1881年7月7日、長野県令に就任。同県道路行政の発端となる七道開鑿事業に着手し「道路県令」と呼ばれた〔『新編日本の歴代知事』517頁。〕。その他、県立中学校の設置、師範学校の統合などを推進。また、県会の民権派と対立し同県初の原案執行を行った〔。病のため在任中に死去〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「大野誠 (長野県令)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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